草履屋ブログへようこそ♪
こちらは男性用の本雪駄です(^O^)/
鼻緒の挿げ替えのご依頼があり、新たな雪駄として生まれ変わりました♪
本雪駄などの畳表の草履は鼻緒を外す工程で畳が割れることがあるので、鼻緒の根元を裁断して草履の裏から慎重に引っ張ります。
畳表の草履や雪駄は草履台に穴を開けるのではなく、基本的に隙間のない部分に工具を差し込んで広げながら無理やりかつ慎重に鼻緒をねじ込むようにして挿げ上げます。
障害物競争の「ネットくぐり」みたいな感じです(^^;)
なので前坪部分も2つの細い穴を広げて慎重に1本ずつ通します。
なので笑えるくらいに割が合わない仕事ではありますが、最高にやりがいがある仕事です(^^;)
昔に鼻緒挿げの第一人者の方に「本雪駄を挿げ替えれてこそ一丁前や」と言われたことが常に頭の中にあるので、滅多にご依頼のない本雪駄の挿げ替えですが、挿げ替えている最中はまるで試験を受けているみたいな感覚でとっても楽しいです(^O^)
バタバタしていてブログなかなか更新できておりませんが、今年に入ってからいろいろと企画やアイデアが湧いてきまして、やっとそれが形となり注文へとつながり,少しずつですが売り上げにつながってきています。
市場では右肩下がりと言われている和装業界ですが、独特なアナログな業界なだけに私個人的にはまだまだのびしろがいっぱいあると感じております。
これからもいろんな視線で神経を研ぎ澄ませながら自分と会社が共に成長できるように頑張っていきますので今後とも引き続きよろしくお願いいたしますm(__)m
ブログ更新の方も頑張ります・・・(^^;)
<石川県金沢市:株式会社相川>