草履屋ブログへようこそ♪
今回は鼻緒の前坪(足の指で挟む部分)の長さ調整です(^^)/
今回は「伸ばす」工程です。
ひっくり返して釘を抜くと9割9分の草履は中はこのような感じになっています。
中の紐をそっと引っ張っていくとこのように結び目があります。
この結び目が中の金具にひっかかることによって草履の鼻緒が抜けない構造になっております。
中の紐をほどいて、前坪と繋がっている生地(ここでは紫色の部分)をたるみから伸ばすようにラジオペンチなどでピンと引っ張ります。
そしてほどいた時の結び目より緩めになるように結び直します。
私の場合は二重巻きをした後にほどけ防止にさらに一重巻きをします♪
そして余った紐を中に織り込むように収納して、鼻緒側から思いっきり引っ張ります。
履いているうちにさらに伸びてしまわないようこの時に思いっきり引っ張っておきます。
表側から確認して前坪が伸びすぎたり伸びが足りない場合は、またほどいて前坪の生地を引っ張る工程からやり直します。
長さがうまく調整できたら再度釘を打ちなおして完成です。
この場合は元の釘穴より気持ちズラしてあげると釘が抜けにくいかと思います。
これで鼻緒を伸ばす作業が終了です♪
今回は細かく作業工程を書きましたがこれには理由がありまして、、
これくらいの作業なら挑戦さえすれば皆さんご自分でもできるからと思ったからです。
お店に依頼すると職人さんの時間を買うわけですから必ず作業費がかかります。
お金をかけたくない方や近くに草履屋さんがない方は何度もこの記事を読み返して是非ご自分でやってみてください。
どうしても途中でわからなくなっても、その途中段階の草履を持ってお店に行かれても出費額はまったく同じなんですから是非挑戦されてみてほしいです♪
そしてうまくできた際に、また同じ悩みで困っている着物愛好家の方たちがお近くにいらっしゃるようでしたら是非このコトを伝えていただきたいですm(__)m
先日ペヤングのワカメシリーズたるものを見つけたので早速買ってみました♪♪
湯切りをしてフタを開けてビックリ!!(@_@;)
カップラーメン系には珍しくパッケージとほぼ同じ出来上がりじゃないですか・・・。
肝心の味は・・・オーソドックスなタイプの方が僕は良かったなぁって感想です(^_^;)
(石川県金沢市:株式会社相川)