こちらは鼻緒の調整の依頼を受けた男性用の雪駄です(^^)/
白の鼻緒のついた本畳の雪駄ですのでご住職さんでしょうか!?
この親指と人差し指で挟む前坪という部分を見本の草履くらい伸ばして欲しいとのことでもう1足持ってこられました。
その草履がこちらです。
2足を並べると「うぉぅ・・・」と一瞬思いましたが、たまにこれくらい伸ばして欲しいと依頼される男性の方は確かにいらっしゃいます。
それでは前坪部分を開きます。
当たり前のことですが、前坪の紐の残りが短かすぎると前坪自体を交換しなくてはならないので余計にお金がかかってしまいます。
なので、この時が一番緊張しますね(^_^;)
紐がコンパクトに収納されていましたが、引っ張ってみるとこれだけの長さがありました。
これだけ長さがあれば大丈夫です♪
丁寧なお仕事をされている職人さんが挿げたモノだとすぐにわかりました(^^)/
そうして「うんしょ、うんしょ」と畳部分を割らないように慎重に引っ張ります。
まずは片方だけ伸ばしてみました♪
まだ仮結びの段階ですが、もう伸ばした感が一目瞭然ですよね。
こうしてこれでいいかなって位置でまた二重結び、一重結びをして釘打ちして完成です(^^)/
けっこう甲高の方が多くそういう方はこのように前坪を伸ばして調整します。
この事例は極端ですが・・・。
幅広な方には逆に鼻緒の後ろ部分を調整します。
そう思うと草履ってホントうまくできていますよね(^O^)
先日外ランチが急遽一人ぼっちになってしまったのでちょっと本格的なお蕎麦を食べてきました。
僕はけっこう蕎麦好きなんですが、ウチの嫁がまさかの蕎麦アレルギーなんでなかなかこういうの食べれる機会ってないんですよね・・・(^_^;)